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2011.07.24 カテゴリ:体内環境師®

セシウム137とヨウ素131の排除法

皆様、こんばんは。

講義の中で、最近質問が多い放射線の話

皆さんも心配ですよね。

本当に知りたい情報は、福島第一原発の処理情報より

放射線が体に対して、どう悪いのか、どう影響するのか。

放射線入りのホウレン草や肉を食べると

今すぐ危険なのか、1ヵ月後に病気になるのか。

ちゃんと教えてほしいですよね。

そこで、今日は放射線が体内に何故入るのか

入ったらどうなるのか?

そして、一番知りたい放射線の対処法もお話したいと思います。

私の大学卒論の研究テーマは

ヨウ素124と抗体など免疫に関わるものでした。

今回、その放射線の知識があったからこそ

生徒に詳しく話すことができたのですが

こういった情報が私の生徒だけではなく

皆さんのお役に立てばと今回ブログに書くことにしました。

まず、現在問題になっているヨウ素131からお話しましょう。

ヨウ素と言えば、小学校の理科の実験で

ジャガイモにヨウ素液(ヨード)を垂らすと紫色になった・・・

懐かしいですね。

あの「ヨウ素」です。パー

実は、このヨウ素私たちの体には

なくてはならないものなのですよ。

食べ物から、取り出したチロシン(アミノ酸)とヨウ素を材料にして

甲状腺ホルモンを作っています。

甲状腺ホルモンは、新陳代謝に関わる大切なホルモンです。

例えば、甲状腺ホルモンが多すぎると、どうなるでしょうか?

動悸、多汗、下痢、疲れ、イライラ、体重の減少

という症状がでます。

この病気を「バセドウ病」と言います。

体には、ヨウ素が重要な材料だと言うことは分かりましたね。

しかし、人間の体は天然の安定したヨウ素なのか

放射線を出すヨウ素なのかの見分けがつかず

取り込んでしまうので、やっかいなのですね。ドクロ

放射性ヨウ素131は、どんどん甲状腺に溜まっていってしまうと・・・

甲状腺ガンのリスクが高まることになるのです。

また、TVで大きく取り上げられている

放射線セシウム137も体は、カリウムと間違って取り込み

ストロンチウム90カルシウムと間違えて体に入れてしまいます。

ですから、放射性物質は体に入れないことが一番なのですが

今回の様なお肉を食べた後で、あれは「セシウム137」が入っていた。

これでは、予防しようがありませんよね。ガーン

そこで、この放射線から身を守る予防法

次回、お話したいと思います。

ペタしてね

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