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2016.07.12 カテゴリ:脳科学

永六輔さんがなったパーキンソン病ってなに?

「パーキンソン病」今月7日にお亡くなりになった、永六輔さんのニュースでこの病気を初めて知った方も居るかも知れません。   本日は、パーキンソン病予防について、お話ししたいと思います。 スクリーンショット 2016-07-12 1.14.37               <パーキンソン病とは・・・> 脳幹にある「黒質」に異常が起こって正常な神経細胞を減少させるため、そこでつくられる脳内ホルモンのドーパミン量が減ってしまい、姿勢の維持や運動の速度調節がうまく行えなくなります。   <パーキンソン病の初期症状は・・・> じっとしている時に手や足のふるえが出るのが特徴です。   <治療法は・・・> 一般的には、ドーパミン量を増やす薬を飲みます。その他、手術もあります。   実は先日、友人から「お袋がパーキンソン病と診断された」との電話がありました。このままだと10年後は寝たきりだと言われたそうで、友人もすごく落ち込んでいました。当のお母さんはショックで寝込んでしまっているとのことでした。 私はお母さんの状態を詳しく聴き、友人に『お母さんは大丈夫だよ!』と答えました。決して気安めを言ったわけではありません。それから彼には、なぜ大丈夫なのか、パーキンソン病のしくみなど詳しく説明し『ドーパミンを増やす方法』を教えて、その日から実践してもらいました。 1週間くらい経ってから「お袋がめちゃくちゃ元気になった」と電話がありました。体だけでなく、気持ちもすっかり軽くなった様子で、ショックで寝込んでいたお母さんに笑顔が戻ったそうです。あれから2ヶ月ほど経ちますが、お母さんは以前から使っていた杖も不要になるほど元気になりました。   パーキンソン病、認知症、うつ病もそうですが、これらはすべて脳の神経の病気です。脳内ホルモンのドーパミン、ノルアドレナリン、アセチルコリン、セロトニンの減少が原因なのですが、その減少の原因がはっきりしていないといわれます。実のところ、こういったことは、色々な角度から脳のことを理解すれば、解決策が見えてくるのです。   17日より、いよいよ『ホリスティックブレインマネジメント』が始まります。 脳を中心に心理学や栄養学、脳科学、アロマやツボ、ストレッチや運動法など、脳に関わるあらゆることを理解するための講座です。パーキンソン病や認知症、うつ病などの予防法や改善法などから、怒りなどの感情のコントロール法まで、しっかり理解できる内容になっています。 とにかく「脳」って面白いんです! 皆さん、お待ちしています!!   ■ 新講座「ホリスティックブレインマネジメント」 を詳しく知りたい ⇒ HBM ホリスティックブレインマネジメント

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