2015.09.21 カテゴリ:子供を持つお母さんへ
ランチパックはなぜカビないのか?に反論します!
9月18日の産經新聞に ヤマザキパンの「添加物」バッシングの真相を追った! カビにくい理由は・・・ そんなレポート記事があった。 私も耳にしたことがある。 サンドイッチの「ランチパック」は大量の添加物を使っているので常温でカビが生えない。 山崎製パンの社長は自社のパンを家族には食べさせていない。 全てデマですけど、 これがネット上で拡散され、批判コメントのオンパレード。 実は、私が教えている体内環境師®の授業でも当時、取り上げたくらいです。 バッシングの発端となったのが、渡辺雄二氏の『ヤマザキパンはなぜカビないか』(緑風出版)の本からであった。 この本では、国内のパンメーカーでは使っていない「臭素酸カリウム」をヤマザキが使っていることを問題視して、カビないのは臭素酸カリウムの使用と関係していると指摘している。 ここから見えてくるのは、臭素酸カリウムをカビと結びつけるじたい、この著者は、医学・薬学には全くの素人であることが分かる。 それで、ヤマザキパンに喧嘩を売っているのだからスゴイ!なにか他の目的があるのでしょうね! では!「臭素酸カリウム」は何で入れているんだ!を説明しましょう。 まず、臭素酸カリウムは防カビ目的で使用しているのではなく、小麦粉に混ぜてふっくらとさせる技術を成功させたのですね。 しかも、ヤマザキはこだわって国産の小麦を使っています。そのふっくら技術が、「ダブルソフト」のヒットに繋がったのでしょう。でも、現在は使用していないみたいですね。風評は恐いです。 では、何故 ランチパックにカビが生えないのでしょうか? いいですか、そもそもパンには保存剤は入っていません! それなのに、何故カビが生えないのか? それは、ヤマザキパンだけではなく、日本のパンや食品工場が非常に優れた滅菌的な製造工程と品質管理を実現させているからなのです。 日本の努力はスゴイんです!! それなのに、ランチパックを袋から出したらすぐカビが生えたというコメントもありました。それについては、私が答えておきましょう。 それは、あなたの手と部屋が汚いからですよ。 逆に缶詰はカビが生えないから、食べない方が良いとはならないのですかね。でも、ここで終わってしまうと「臭素酸カリウム」は発がん性物質だろ!というツッコミがあるといけないので、補足を入れておきます。 臭素酸カリウムが食品にOKなのが日本とアメリカで、NGなのがEU諸国です。 たしかに研究機関でラットで発がん性がある食品グループと分類されたようです。 でもこのグループレベルにはコーヒーも入っているので、EUの皆様 コーヒーも発がん性があるようなので気をつけた方がいいようです! 私はコーヒーが大好きなので、毎日ガブガブ飲んでいます。癌になるかどうか50年以上実験中ですが、まだ残念ながらなっていません。 私も研究するときにラットを使いますが、用途が違います。 そもそも添加物やコーヒーの成分を解毒分解が出来ない小動物で実験すること自体ナンセンスですけどね! 例えば、犬や猫にチョコレートを食べさせたら死ぬ場合だってありますが、だからといって人間に被害はありませんよね。 人間には大丈夫でも動物はNGなんて食品はいっぱいありますから! ■薬に頼らない生活がしたい。 「不調は自分で治せる! 大人の体内環境塾」をもっと詳しく知りたい ↓
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