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2007.03.05 カテゴリ:雑学

外国と日本の香水の違い

香水の街、グラースで香水の専門店に言ったときに質問された。何故?日本人が好きな香りと外人の方の好みが違

うのかを・・・。

これは、調香師が世界に150人ほどしか居ない、難しい職

業だということにもつながるのですよ。

実は、日本の香水は「完成された香り」なんですね。

それに比べて、外国のものは「未完成な香り」で売られ

います。どういう事かというと、香水は元々体臭のマスキング

の為に作られたものですから、身体につけると人それぞれに

つけた香りが変わります。

例えば、同じシャネル№5を外人さんが使えば、十人十色

の香りが生まれるのです。

だから、人の体臭が加わって完成される「香水」は作るのが

難しいのがおわかりでしょう。

一時期ブームにもなった「プワゾン」という未完成の香りを

つけていたわけですから、体臭の無い日本人がつけたら・・・

そりゃ~臭いです!

エレベーターで出会うと、息を止めていました。たすけて~!

だいたい外国産の香水はマスキング目的ですから、

パフュームの香りは強力ですよ。

日本人は香水の香りが際立ってしまいますからね。

外国製でも、日本人向きが出ていると思いますよ。

ですから、日本の方でシャネル№5が合わないのはしょうがな

いのでしょうね。

それだったら、そのままの香りが良い「シャネル№19」が良い

でしょうね!

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