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2017.08.29 カテゴリ:

山中破ったネリ、ドーピング検査で陽性反応
禁止薬物「ジルパテロール」ってどういうものなの?

07a55d22397124d16ba5231ec8288f85_s「山中伸介×ネリ」戦のドーピング陽性報道について。

<禁止薬物ジルパテロールってどうゆうものなの?>

主にメキシコや南アフリカで使われている飼料用添加物で、食肉用の牛などの飼料に混ぜて使うと、筋肉が早く大きくなります。メキシコでは鶏肉のも使いますが、メキシコ選手の薬物使用の意識についても非常にポピュラーな薬物です。 ちなみに日本では医薬品、飼料用どちらも承認されていません。

<ジルパテロールを人間が使用するとどうなるの?>

常に戦闘態勢で、恐怖心がなくなり、瞬発性や高まります。また、筋肉が増大するので、打たれた時の耐久性も上がります。

<その肉を食べて陽性反応が出たという言い訳は通用するのか?>

それは、あり得ません!ジルパテロールは投与後24時間で60%、48時間後のは90%が尿で排出されます。ですから、投与された牛肉を食べたとしても、肝臓に少し残留はするが、筋肉に残るものは極僅か。ネリが陽性反応が出るほどの肉を食べるには、牛何十頭分を食べなければ無理です。 ネリが陽性反応が出てるのだとしたら、間違いなく黒です。

さて、どのような結果になるか気になります。

これは、あくまでも私見ですが、 大和トレーナーが試合を止めて「早すぎる」と非難を浴びましたが、やはり薬物をやっている人は、筋肉のつき方だけじゃなく、顔や目つきが違います。1988年ソウルオリンピックでのベン・ジョンソンの目つきはやはり異常でした。 ましてやあれだけクリーンヒットしても倒れない。だから、色々な選手を見てきたトレーナーなら薬物摂取独特の異常行動を確信したんだと思います。 体を壊される前に苦渋の決断をしたのではないかと思うのです。

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