犯罪を無くす方法| JHTルートメンテ

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2008.04.17 カテゴリ：心理学Ⅱ

犯罪を無くす方法

皆さん、「ブロークンウィンドウズ理論」をご存知でしょうか？

カリフォルニア州の住宅街で、こんな実験が行われました。

■放置自動車を１台置いて置く。ナンバープレートを取り外し、

　ボンネットを開けた状態にしておく。

→　１週間たっても、何も発生しなかった。 ■自動車のフロントガラスを割っておき、放置する。 →　１０分後、３人の親子がバッテリーを持ち去った。 →　２４hr後、既に多くの部品が盗まれた。 →　１週間後、落書きが所狭しと書かれ、その他の窓やボディーも

　　　壊され、車は完全に破壊された。これは、すでにガラスが割られていることで、犯罪意識が薄れ、

最終的には車の破壊という大きな被害を引き起こしたのです。

皆さんも駅に放置している自転車のかごに、空き缶がやゴミが

あふれているのを見かけて事がありませんか？

最初は、誰かが空き缶を１本入れたことに始まります。

逆に、駅前にズラ～っと並んだ自転車。

次の日に行くと、自転車が１台もありません。

あなたは、そこの場所に自転車を止めますか？

ほとんどの人は、自転車を止めません。

この理論をディズニーランドでも用いています。

例えば、ゴミが落ちていて放って置くとゴミが増えます。

そこで、徹底的にゴミが落ちていない状態を作ると

お客さんは、ゴミ箱に必ず捨てるようになります。

この様に、犯罪と言うのは些細なところで

我々の犯罪意識が薄れ、このことから

大きな犯罪へと繋がっていくのだと言うことが分かりました。

一人ひとりの意識が大事なのですね。

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