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貼るだけダイエットシールを検証してみよう！

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2010.03.19 カテゴリ：ウソ科学

貼るだけダイエットシールを検証してみよう！

教授！

　　今日は、色々なメーカーのダイエットシールを調べてみましょう。

　　中には、「脂肪細胞に届く」「脂肪がドロドロに溶ける」

　　「２０分で効果が出てくる」様々なうたい文句です。

なるほど。

　　各社色々と特長があるということだな。

　　では、まず３社のシールを試してみよう。

　　今回は、人の皮膚では皮下脂肪の厚さで差が出てはいかん。

　　そこで、「霜降りの牛肉」に直接貼ってみて

　　どの位脂肪が溶けるのか実験してみよう！

Ａ社：パパイヤ抽出物、トナリン、L-カルニチン、温熱ピグメント、

　　　ゲルマニウム、ヨモギエキス、トルマリン、木酢液、

　　　高純度シリカ、キトサン、多価アルコール澱粉

Ｂ社：ナラやクヌギなどの広葉樹、アニス、ウイキョウ、

　　　カミツレナフラン、ペパーミント、ラベンダー、メリッサ等

　　　天然ミネラル含有成分を配合。

Ｃ社：ヒバマタ（海草）、カルニチン、マロニエエキス、ガルシニア

　　　カンボジア果実エキス、シリカ、アルニカ、　

　　　ブッチャーブルームエキス、竹酢液、メントール

Ａ社・Ｂ社・Ｃ社のシールの成分は分った。

　　では、シールをお肉に貼ってくれたまえ。

　　２０分ごとに効果を見る事にしよう。

　　早ければ、２０分で効果あり！のメーカーもあったからのう。

２０分たったが・・・効果はどうじゃ？

全然、変わっていません。

　　やはり２０分では無理の様です。

では、６０分後に見てみよう！

どうじゃ？？

やはり変化なしです。

ん～～？？

　　では、１日おいて効果を見てみよう！

１日経ったが、効果は出ているか？

変化はありませんね～

直接、脂肪に貼っているのに効果が無いのであれば

　　人間の皮膚の上から貼っても効果はないようじゃな！

貼るだけシールは、結局効果はないという事でしょうか？

実験してみて、分った通り

　　霜降りの肉に直接シールを貼っても脂肪が溶けないのに

　　皮膚の深いところにある「脂肪層」に届き、脂肪を溶かす

　　事は不可能であることが分ったかね。

　　実は、医薬品の「湿布薬」であっても皮膚から薬剤を入れる

　　のは大変なことなのじゃ！

　　しかも、このシールは医薬品ではないと言う事は

　　皮膚から入らないと言う事を前提にした商品である筈じゃ。

どう言う事ですか？

皮膚の角質層より深く浸透するのは「医薬品」で

　　皮膚の表面のみであれば、化粧品扱いじゃ！

　　だから、「脂肪層」まで入って行って脂肪がドロドロに溶ける

　　と言う表現も薬事法に当然ひっかかる表現で違法じゃ

　　どちらにしても、シールを貼って痩せるのならこんな楽な事は

　　ないがな！

　　現実は厳しいものよ～～

皆さん、今回の「ダイエットシール」も

　　冷静によ～く考えてもらえれば

　　やはり、おかしい！あやしい！と思うはずです。

　　もし「これってどうなの？」という商品があれば

　　私が検証しますよ

　　では、また

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