2017.01.31 カテゴリ:子供を持つお母さんへ
野菜中心は絶対にNG! 〜ママ編〜
子供に怒りっぽくなる
ヘルシーで健康的な印象のあるベジタリアン。
さらにベジタリアンより厳格な「ビーガン」。肉や魚だけでなく、乳製品や蜂蜜もまったく摂らない、完全菜食主義者。しかし、ビーガンのように「徹底的に野菜だけ」ではなくても「健康のためになるべく野菜中心にして、お肉をや油を極力摂らないようにしてる」という人が多いのではないでしょうか。
第三回目は「ママ編」です。
<野菜中心を続けていると一番に女性の肌に影響が出る>
肌は全てタンパク質から得られるアミノ酸でできていますので、肌への影響は大きく、特に肌の弾力を作るヒアルロン酸やハリを生み出すコラーゲンも全てアミノ酸から作られます。
<子供に怒りっぽくなった>
以前、友人の奥様がライフスタイルをベジタリアンに改め、「毒素が抜けて、お通じも良くなったように思えて体も軽くなった」などをブログやインスタグラムでより多くのフォロワーを集めたそうです。しかし、だんだん体に「異変」が起こっていきます。常にイライラして、子供を強く叱ることが多くなり、叱ったあとで怒りを子供にぶつけている自分がイヤで自己嫌悪になっていたそうです。野菜中心でお肉や脂を控えて、家族の健康のために始めたのに、だんだん肌もガサガサに。やがて顔の血色も悪くなっていき、とうとう生理も止まってしまいました。
直接ご本人と会う機会がありまして、体と栄養素のつながりをしっかり説明し、体内環境を整える食生活に少しづつ変えて頂きました。まずは乳製品や卵を必ず食事に入れてもらいました。すると、すぐに月経が始まったそうです。更に、魚やお肉を徐々に加えていくと、顔色もよくなり、精神状態も安定していき、イライラも無くなりました。
<感情を安定させるホルモンの原料はタンパク質>
お肉やマグロ・カツオのような赤身のお魚に多く含まれているのが、感情を安定させるホルモンです。食生活を野菜中心にしてしまうと感情のコントロールが効かなくなり、イライラが消えず、常にカリカリ怒っている日々が多くなります。ひどい場合うつ症状がでてきます。ぜひ、今日からご家族で卵や乳製品、お肉や魚といった動物性タンパク質と一緒に野菜を取り入れる生活にして下さい。
健康や体型を気にするあまり、あれはダメ!コレはダメ!と必要な栄養素を削っていては、健康どころか病気になってしまいます。体のしくみを理解して、どういう食事が正解なのか判断することが大切です。育ち盛りのお子さまや外食の多いお父さんたち、体の弱い高齢者と一緒にお住まいのママたちには、特によく知っておいていただきたいことです。
私のスクールでは、医学をベースにした栄養学「体内環境師®」という健康講座を毎月一回開催しています。ここでお話しした、感情もホルモンが左右するという話はその一部で、他にも知っておいていただきたいことがたくさんあります。大切なご家族と自分自身のために、ぜひ参加してみて下さい。
医学をベースにした栄養学「体内環境師」健康講座はこちら ↓
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