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2018.09.22 カテゴリ:生活習慣病

飲み続けてはいけない薬 ーその4ー
血圧は血管年齢を教えてくれる

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高血圧の約9割が運動不足によるものですので、危険ではありません。(※危険な1割は〜その3〜で説明しています)

今の血圧の数値が教えてくれるのは、あなたの「血管年齢」です。

10代や20代の時に高血圧で薬を飲んでいる人はいません。

何故ならば、若い時は『血管の柔軟性』があるからです。

若い頃は、部活などで積極的に体を動かし、筋肉を刺激しているので血管は若々しく、心臓から押し出すポンプ力もそれほど要らなかったはずです。

しかし、40〜50代頃から徐々に血圧が上がってきて、50歳を過ぎた頃から140を超えてきます。

血圧が上がるには、当たり前の理由があるのです。

<何故、歳をとると徐々に血圧が高くなるのか?>

年とともに、血管の柔軟性が衰えてきます。そうなると血管が硬くなってきます。

しかし、自分の体のすみずみまで血液という栄養素を送らなければ死んでしまいますので、硬くなって流れが悪くなった血管に心臓からの圧を上げて最適な状態を保っているのです。

人は、階段を駆け上がると息が上がり血圧も上昇しますが、数分後には通常の状態に戻ります。

このように、血圧は常に体の要求に従って「上がるー下がる」を繰り返しています。

ですから、血圧が上がっても戻す機能が働いていれば問題はありません。

血圧とは、その人自身の血管年齢を示すバロメーターなのです。

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